2015年01月29日

1631 相続手続の流れ

実際は相続トラブルはそんなに生じないし、相続税により財産を大きく喪失することもないです

むしろ 生前に相続手続の流れを知り 相続手続をスムーズに終わらせる方が 不快な思いをせずに済むことが多いです

相続手続を早く終わらせるには 
・家族全員で手続を分散する
・面倒な手続は 専門家へ依頼する ことが有効です

配偶者や長男など相続人代表に 相続手続が集中すると 相続直後の不安定な精神状態で 慣れない作業を行うので 相続手続全体が遅れ、相続人の不満が高まり トラブルの火種になります

家族全員で手続を分散するために 相続手続全体の流れを紹介します
相続手続をグルーピングすると

・葬祭対応
・財産管理
・行政への書類提出、取寄せ になります


葬祭対応の例
・葬儀・香典返戻
・法要・墓地

財産管理の例
・相続直前からの現金収支表の作成
・相続用通帳による入金、支払、記帳
・遺言書の確認、検認
・預金通帳、キャッシュカード、クレジットカード、金庫の確認
・借入の確認
・直近の年金通知、給与源泉徴収票、確定申告書の確認
・生命保険の請求
・預金、株の名義変更


行政への書類提出、行政からの書類取寄せの例
・死亡届の提出
・遺族年金
・埋葬給付の請求
・戸籍謄本の取寄せ(生まれてから現在までの本籍地の市町村より取寄せ)
・公共料金の名義変更


専門家に仕切ってもらった方がいい手続、書類作成は
・遺言執行(遺言があり、執行者の指定がない場合 弁護士等に依頼)
・所得税、相続税の申告書作成
・不動産の登記
・分割協議、分割協議書の作成


グルーピングした手続に合わせて 家族に相続手続を分散した場合 期限の目安を考えながら手続する必要があります

【相続直前まで】
・現金収支表を作成
・相続直後に生じる当座資金を 相続前に現金で引き出し(キャッシュカード、パスワード管理)


【相続直後】
・相続管理用通帳の作成(相続人代表の既存の通帳でも可。分割協議時に 相続人に公開することに注意)
・金融機関へ預金の名義変更を依頼


【相続7日以内】
市役所等へ 死亡届提出、遺族年金・葬儀給付の手続
事前に ホームページ、電話等で ・手続に必要な書類 ・担当窓口、場所を確認するのがポイント


【相続3ケ月以内】
・借入がある場合 または 財産が不明の場合 相続放棄、限定承認を検討
・遺言の有無を確認→公正証書以外の遺言は封を開けず、家庭裁判所で検認手続を行う


【相続4ケ月以内】
・所得税、消費税の申告、納付


【相続10ケ月以内】
・相続税の申告、納付


吉田正一税理士HP http://www.ac.auone-net.jp/~ym102090/
川口市士業の会(相続・M&A) http://www.ab.auone-net.jp/~ym102090/
メディオールHP http://medioal.net/
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posted by 川口市の医療専門税理士 at 07:17| 相続アフター 2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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