2015年06月07日

1668 もし配偶者、親が亡くなったら 何をするか

相続手続は つらくても、忙しくても 相続発生後1ケ月が勝負


相続発生直後は 葬祭対応に追われる 
1.病院等で死亡→死亡診断書の交付を受ける
2.病院等から自宅へ遺体搬送する
3.死亡届を市町村へ提出する
4.複数の葬儀会社に見積の上 葬儀実施
5.火葬許可申請を市町村へ提出する
6.火葬
7.香典返戻、法要、墓地手配


できれば 相続発生前、発生直後に 当座資金を引き出して 現金出納帳をつけておくのがベストです
<現金出納帳の記載例>
○月1日 預金より引出 ○○円現金入金
○月2日 入院費を現金支払 領収書添付
  


とてもそんな気にはなれないと思いますが 葬儀1週間後から 次の資料を探し 財産調査を開始して、相続手続のリスト化を始めてください

・借入金返済明細書、金銭消費貸借契約書
・遺言、金庫、貸金庫
・年金手帳(市町村、社会保険事務所)
・健康保険証
・免許証、自動車
・生命保険証券
・預金通帳、キャッシュカード、クレジットカード
・不動産関係
・株、国債、有価証券、ゴルフ会員権等
・書画骨董
・電気、ガス、水道、電話の請求書
・確定申告、税金申告、納税通知書


配偶者や長男など相続人代表に 相続手続が集中すると 相続直後の不安定な精神状態で 慣れない作業を行うので 相続手続全体が遅れ、相続人の不満が高まり トラブルの火種になります

家族で分散しながら 面倒な手続は 専門家に依頼するのが 負担の少ない相続手続のコツです

公正証書以外の遺言は 家庭裁判所で検認手続を行う必要があるので 封を開けないように いったん 保管しておきましょう


葬儀2週間後くらいに 最初の家族会議を開く
<最初の家族会議のテーマ>
・民法の基礎知識(相続人の範囲、法定相続割合、相続放棄等)を 家族全員で共有する
・相続手続を家族全員で分担を決める
・相続前後からの現金出納帳をつける担当者を決める
・相続用の預金通帳を作成して 香典や保険金の収入、葬儀費用支払等に用いる


家族がそれぞれ分担された相続手続について調べて 電話すれば済むものは済ませる、手続書類を取り寄せるものは取り寄せておくのがいいです

相続手続別に 取り寄せ資料を クリアファイル(または封筒)に保管しておき、期限がある場合 クリアファイルの目立つところに 期限を書いておく


葬儀1月後くらいで 取り寄せた資料から 面倒な相続手続を行う
面倒な相続手続の例
・生命保険の請求
・預金、株の名義変更
・遺族年金、埋葬給付の請求
・戸籍謄本の取寄せ(生まれてから現在までの本籍地の市町村より取寄せ)
・公共料金の名義変更

お金の収入、支払は あとで遺産整理するために 相続用通帳に集めます


専門家に依頼した方が負担が少なくて済む相続手続
・公正証書以外の遺言の場合 遺言書の検認
・遺言執行(遺言があり、執行者の指定がない場合 弁護士等に依頼)
・所得税、相続税の申告書作成
・不動産の登記
・分割協議、分割協議書の作成



相続発生から3月以内に相続放棄、限定承認の判断をする必要があるので 借入金、未払金、滞納税金など負債がある場合  司法書士、弁護士、税理士に相談して 財産目録を作成する


相続発生4ケ月以内に ・所得税、消費税の申告、納付
相続発生10ケ月以内に・相続税の申告、納付があるので 税理士または税務署に相談する


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posted by 川口市の医療専門税理士 at 07:43| 相続アフター 2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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